今日も朝から昨日の続きのブローチを作っている。
時々「ふぅっ」て言いながら昼寝もせずに気づいたらもう夜になっていた。
ものづくりをしている時だけは時間が前にだけ進む。
人に話したことがないのでこれをどう解説していいのかわからないのだけれど。
仕事が終わるまであと何時間、とか毎日思う。
約束してから当日まであと何日、とかも楽しみだから数える。
そういうふうに嫌なことも楽しみも、なんでもゴールから逆算する癖がある。
でもものづくりだけはひたすら時間が前に進んでいて、逆算せずにいくらでも時間が広がっているような気がするのだ。
ニーチェの
「事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである」
と同じかどうかは微妙だがまさにそんな感じがしている。
時間が常に伸びたり縮んだりしているのだろうか。
それとも脳の処理スピードが、好きなものとそうじゃないもので変わるんだろうか。
年末はあっという間にやってくる。
飛行機は行きより帰りのほうが予定より早く着く。
散歩するとトイレに行きたくなる。
レジの行列を変えて得したことは一度もない。
え。何の話?
ゴメンチャイ。
よくわからなくなってきたぞ。
ふぅっ。
ブローチ、ブローチ。
だ。