パピコを食べながら悩む。
さて今日の徒然に何を書こうか、と。
結局机の上にきれいに並べて準備していた数々のすべき課題を、脇の下から指先までをワイパーみたいにしてザザーッと床に落として知らんぷりをした。
決して自堕落な1日を過ごしたわけではないが、やはり休憩しないと物事はうまく回っていかないのだ。
という言い訳を先に言っておく。
脳みそに布団を敷いたげてぐっすり休んでもらわんと、明日からの細胞レベルのどこかなにかに異常をきたすのである。
異常を察知できるのはほんの3日ほどでその先はもう異常が日常にうまく溶けてって消えてなくなり、わからなくなってしまう。
異常の始まりは疲労の蓄積であり、それはその表現通りストレスという最もポピュラーな単語に相当する症状のことである。
鈍感という能力は海底トンネルをマッハの速さで通過して、見るもの全て、聞くこと全てに覆いかぶさるので本人が着地した瞬間もう何もかもに鈍感はへばりついているのだ。
鈍感の先回りである。
恐ろしい話である。
そんことになっては大変だ。
ワクワクしたいのにワクワクがどこにあるのか皆目検討がつかないなんて。
ゆえに休む。
休むと月曜が迫ってくる。
何もできない。
困るじゃないか、タワシ君。
そうだよね。
そろそろ違う景色、見たいよね。
決戦は金曜日だが、葛藤は日曜日である。
失われた週末。
だいたい月曜から金曜までは独立した呼び名しかないのに、土曜と日曜だけなぜ土日と略すのか。
「マヨネーズ」「大好き」をマヨラーつって4文字で片付けるみたいにしないでくれ。
土曜には平日と週末、どっちつかずな「モテる女」の匂いがする。
一方日曜には、迫り来る月曜のことなんて気にしちゃいないんだからと強がる「年上の女」の匂いがする。
全然仲良くなんかなれない女2人を一緒にしたら大ゲンカになるじゃないか。
やめて欲しい。
指を折らなくてもやってくる今週末からの3連休こそ、いやNetflixが…いやガンバレタワシ…と悩みは尽きない。
それらをパピコが解決してくれるかな、なんて思ったがあっという間に溶けてなくなった。
悩みは尽きない。
生きている限り。
諦めて悩むことにする。
悩むまえにやれ、と言う人もいるがちょっと悩ませていただきたい。
そろそろひとっ風呂浴びる時間だ。
カノンが流れている。
ゆっくり浸かって全て忘れよう。
それではみなはん、また明日。
この場所で。