ヌー・イヤー

思い返せば去年もそうだった気がするがそんなことはアフター・カーニバル。

テレフォンナンバー117は23:57から全くの音信不通になった。

一陽来復様は0:00ぴったりにおまつりしなきゃならんのに。

全国の皆様が一陽来復様をおまつりしようとしているのだろうか。

ムムムムム。

2分前に諦め、マザーにテレフォン。

どうせファーザーにも0:00にかけ声で教えるならタワシにも教えておくれ、と頼む。

一応デジタル時計は側に置いておく。

普通はカウントダウンだろうにマザーは一発勝負なのでドキドキする。

目の前の時計は0:00を過ぎた。

「マザー!寝てるのか!もう過ぎたでしょーよ!」というと「ちょっとだけじゃないか!はい、今だ!」と怒鳴られた。

とっても大事な瞬間にちょっとだけとか、ないんだわ…

正月そうそう「ぐっと飲み込む」事を学ぶ。

マザーよ、学びをありがとう。

 

元旦の朝。

支度をして実家へ。

実はどんべぇ緑のたぬきでは納得がいかず、こっそり昨晩お重の伊達巻きを3切れ盗み喰うていた。

明けましておめでとうございますと言いながらパカっと開けたお重には謎の空席が。

伊達巻きの空席など誰も気にしはしない。

タワシはずっと伊達巻きが好きなのだ。

それなのに今年はハーフしか買っていないという。

あと3切れしかないじゃないか。

マザー…今年は正月から試練の連続を投げつけるんだな。

ファーザーに一切れ渡し、残りの2切れを食べ、栗きんとんを食べた。

今年のおせちはこれで終了である。

伊達巻きと栗きんとん以外に興味はない。

 

いつもの時間にみんなで氏神様へお参りに行き、タワシはそのまま家路につく。

そしてすぐにNIGAOE portraitを描く。

元旦にしっかり動く。

これ気持ちいいから。

こないだ、新年は誰にしようかなぁ、とぶつくさ言いながら「あ、ヨーコ・オノはどうだろう?」とぽ氏に言うと「君のスタイルに合うんじゃないだろうか」と返ってきたので今日は張り切って午前中に描き始める。

お。

いい感じである。

早速ぽ氏に送る。

OKサインである。

よしよし。

マザーの試練はちょっとしたスパイスということにして受け流そう。

 

あと364日。

いろんなことが起きるだろう。

なんとかまた無事に大晦日を迎えられますように。

みなはんが心身ともに健康でありますように。

 

それではみなはん、また明日。

眠れない夜も眠たい夜も今日の終わりにNIGAOE Portraitで会いましょう。

登録をどうぞお忘れなく。

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