ついつい。

雀も寝ている5:33。

すでにユニークさんから「もう2回読んだ!」とメッセージがくる。

もちろん自分について書かれたブログに決まっている。

彼女は自分の事だけを心底愛して止まないのだ。

さらにタワシにも「もう1度昨日のブログを読み、次はどんなユニークさんを書くか、思いを馳せてみたらどうか。まだ書いていないエピソードが見つかるかもしれないから。」的なことを言い放った。

信じがたいが本気で言っている。

多かれ少なかれ皆自分を愛しているんだろうが、ここまで明け透けに自己愛に貪欲な人をタワシは見た事がない。

自己愛が強いが自分だけでは飽き足らず、周りにも自分を愛してほしくて「アタイはあなたが大好きだお」と触れ回るという手段でひとまずみんなの愛をかっさらっていく人種はよくいるが、彼女は全くもって誰彼構わずみたいな愛を欲してはいない。

純粋に「まだ知らぬ自分」を貪欲にコレクションしているだけなのだ。

それは些細な対話からもわかる。

彼女は日々本当にくだらない質問ばかりをしてくるが、タワシが同じ質問をし返すことはあまりない。

そんな時、普通は一方通行に嫌気がさすもんで、それはつまり自分も興味を示したんだからそちらも興味を示してくれよな、という至極当然の思考である。

だが彼女にはそれがない。

本気で昨日食べたスイーツが何だったのか品名を知りたいだけ。

さらにどんな味だったのか。

そのスイーツが自分の舌も満たす事ができるのか、自分を満足させられる代物なのかを知りたいのだ。

全てが自己愛に向かって綺麗に流れている。

おっとっと、またユニーキーになってしもた。

これでは彼女の思う壺である。

だが毎週書けない土曜日のネタを提供してくれたのには感謝である。

それにしても世の中に、本気で変わっているオモロイ人がいるのは朗報である。

コピペしたみたいな世界に歪みが出てズッコケてしまうのは楽しい。

模写がアートに変わる瞬間だ。

出る杭は打たれるが、突き抜けた杭は見上げるしかない。

タワシはこの先、どんなオモロユニークな人に出会えるか、楽しみである。

 

それではみなはんまた明日。

この場所で。

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