最寄駅って何度も言うと変な言葉に思えてくる。

どうしよう。

今夜は早めにブログを書かねば書ききらんのに頭には大きくて真っ白な風船がぷかぷか浮いて揺れているだけだ。

がらんどう。

帰りの列車はざわついている。

みんな本当は楽しくないのかもしれないけれど笑いながら話している。

じゃあまたね〜なんつってかわいい笑顔で友に手を降り振り返ると鉄仮面になっている。

そして携帯電話をピコピコやり始める。

かくいうタワシもピコピコしている。

外ではカッコつけてこのフォルムをやめちまいたいと思っているのにピコピコは止まらない。

まぁ、大抵ブログを書いているのだけれど。

いつの間にか夜が来てもう寝なきゃなんなくてなんだよ毎日時間が足りねぇよなんて思っているが、このピコピコをやめたら時間は足りるんだろうか。

いやそんなことはないと思う。

コドモの頃だってまだ遊んでいたいのにっつって不貞腐れたり泣いたりしていた。

あれだって時間が足りなかったのだ。

昔っから好きなことだけをするってのは許されなかったから。

風呂に入ったり、歯磨きしたり、宿題をしたり、学校の授業を受けたり。

そういうやらなきゃだめよみたいないろいろの中に好きなことをすべり込ませるしかなくて、だから時間が足りないのだ。

ただ今は、好きなことをやるエネルギーがもう緑から赤になっちゃってて長四角の嘘か誠かわからん目の前の電子世界に逃避する事でなんとか現実の明日をうやむやにしてその勢いで明日も働いているのだ。

それが良いのか悪いのかすら疲れ果ててよくわからなくなっている。

考える事が良いことなのか、考えないから生きていられるのか。

タワシは「なんだよ自分かっちょ悪りぃなぁ。」なんて笑っちゃう時、とても自分を愛おしく思う。

例えば逆に、誰かに褒められたり、勝負に勝った時は不安の一歩手前にいて、不安にひっぱられはじめている。

ここから降りたくない、と。

あ〜あ、よくわからんけどこれでいいのかもしれない。

うだつの上がらない毎日は愛すべき日々なのかもしれない。

いやどうだろう。

ぱぁ〜っといきたい気もするぞ。

気づけばブログは書きあがっている。

よし。

なら良し。

 

それではみなはん、また明日。

この場所で。

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