ふぅ。
弾丸1泊2日の有楽苑への旅から無事とうちゃこ之助である。
昨夜夜中の大事件も今となっては旅の想い出になるだろう。
思えばこの旅は初日からいろいろあった。
アバンティーヌへのおみやを名古屋駅のトイレットに置き去りにしたまま矢場町の駅まで移動し、矢場町のPARCOのトイレットであれれ、さっきまで持ってたおみやはどこぞね…とマッツァオに。
すぐに「アバンティーヌのためのおみやを名古屋駅に置いてきた!」と伝え、そのかわりに薔薇を一輪プレゼントするというイケメンっぷりでその場を乗り切った。
夕方には小牧へ移動し、サバの塩焼きを堪能。
腹一杯夢いっぱいでホテルへ戻り夜中、腕と脚の皮膚が裏返ってしまったような異様な感覚で眠れなくなる。
そこから上から下から祭り騒ぎでお顔は真っ白。
どうやらサバアレルギーになってしまったようだ。
うちのママンがそうなのだ。
今遺伝か!
祭りの後でなんとか眠りにつき朝を迎える。
まだ本調子ではなかったがママン念願の有楽苑にある如庵へ行かねばならぬ。
ポティーヌがいてくれたおかげで助かった。
ママンとポティーヌは仲良しなのだ。
如庵が茶室ということ以外何も知らずに付き添ったが、ポティーヌが随分前から予約してくれていた茶室ツアーが思いの外素晴らしく堪能することとなった。
有楽氏は信長氏の実の弟で、如庵は京都、東京、大磯、犬山と移転を繰り返した「流転の茶室」と呼ばれていること、二畳半台目の小さな茶室が有楽氏の工夫によってなぜか広く感じてしまうこと、とても落ちつく場所なことなどがオモロくて、単なるママンの付き添いできたはずが良い旅となった。
あっという間に時は過ぎ、急いで名古屋、そして東京へ。
忙しい2日間だったが楽しかった。
そしてヘトヘトである。
それではみなはん、また明日。
この場所で。