知らんくせに言うが、浴びるように飲み、寝ている間に体内をゆっくり循環し、内蔵にこびりついた者たちと何らかの関わりを持った後に変わり果てた異臭となって翌日朝のラッシュアワーで、毛穴のひと穴ひと穴から滲み出る、吐いてしまいそうな二日酔いの臭いにしらふのタワシがゲボッとなる。
そんな人波の荒波をくぐり抜け地上へと出るわけだが、最近雨も降っていない晴れてもいないのに傘をさしている人々をよく見かける。
日傘が流行り日傘男子も流行り、タワシも日傘を持っているが曇りの日に傘をさすのは紫外線から身を守っているということなのか?
曇天の空の下で傘をさすのは、風邪っぴきや花粉症の人々しかしていなかったマスクがコロナをきっかけにみんなするようになり、今では好きでマスクつけてます、といういわゆるマスク流行りのように、好きだから傘さしてますの傘流行りが、なうなんだろうか。
たしかに晴雨両用傘が常識になってきているので、なんともいろいろわかりかねるが。
しかし今朝は曇天の空の下。
ビニール傘をさすお人がいたので流石にこれはもしや…と思ったのである。
何が流行り、何がもてはやされそしてそこから一気に叩き潰される恐ろしい世の中だが、次に流行るなうはなんだろうか、などと考えている。
全く予想はつかないが。
それではみなはん、また明日。
この場所で。