本物の金曜日だ。
しかし金曜日が「オスッ!オレ、金曜。来てやったぜ。」などとは言わない。
だから気づいた者しか味わえない。
まるで…まるで何だ?
まるでホワイトロリータのようである。
あの三兄弟の中で1番無口なホワリータは、自分の事を美味い、だなどと大きな声で叫んだりはしない。
タワシはホワイトロリータのコマーシャルを観たことがないし、したたかに誰かとコラボレーションもしない。
しかしちゃんと甘くて美味い。
いつも本物は呆気なく、味わい深い。
騒がしくしたたか。
でもなく、騒がないがしたたか。
でもないのだ。
人気はないが、人気があることと本物であることは別だということ。
ホワイトロリータはどんな時でもホワイトロリータである努力を怠らない。
ゆえに今もきちんと美味いのだ!
そうか、そういう事か!
元気になってきた。
行け、タワシ。
ホワイトロリータのように!
ヨスッ。
今夜ももういっちょ頑張るぞ。
それではみなはん、また明日。
この場所で。