ご飯粒さえも不貞腐れた

痩せねばならぬ、とは考えているのだ。

今朝、ふと思いつき、巨大な座布団おにぎりをスープジャーにいれ、昨日の晩御飯の残りのスープをその上に注ぎ入れて電車に乗ってみた。

少しだけワクワクしていた。

お腹が一杯になる気もした。

時計の針がシンデレラを指したので、満を持してスープジャーの蓋を開ける。

スープはひと雫もありませんでした。

焼きたてのイギリスパンみたいにスープジャーからご飯が盛り上がってくるんじゃないかと思うくらい、ご飯粒はジャーの中で膨張してふにゃふにゃになっていた。

プラスチックのスプーンは、フニャけて重くなったご飯をすくい上げようとする度に折れそうなくらいにしなった。

泣きたい。

泣かない。

工夫が失敗に終わることは多々ある。

部屋をオシャンにしようと張り切ってDIYをしたら、オシャンに比重がかかり過ぎて不便になるなんてことはざらだ。

オシャンで決めたくて、冬なのに半袖を着て風邪を引くもしかり。

なんだ、おいタワシ。

あんだけオシャンに噛み付いてきた己の人生の本心は、オシャンになりたいだけ、それだけなのか。

オシャンはたいてい痩せていると相場が決まっていて、だから口を酸っぱくして痩せたいだの痩せないだのと毎日毎日吠えていたのか。

ややこしいねぇ。

素直じゃないねぇ。

まぁいいさ。

ここまでなんとかやってきたんだから。

今日は大切な人にありがとうを言おう。

素直じゃないのに遠くに行かないでくれてありがとう、と。

なぜなら今日は1.2.3!の日だからだ。

GO!なのだ。

 

それではみなはん、また明日。

この場所で。

 

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1件のコメント

あ〜、あっけなく赤鬼の正体がバレたみたい!
やはり、本質的な物語は日々の隙間に潜んでるな!
本質を見分ける嗅覚のあるものにしか見つけられない隙間!
明日も楽しみにしてるっす!!

青鬼

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