いつも思っていた

会社のとある人間が挨拶を返さない。

最初からずっとそうだし、タワシに対してだけってことでもないし、アイツ挨拶返さねぇな、くらいにいつもなんとなく思っていたのだけれど。

今日はタワシが帰る間際に2名が部屋を移動したのでタワシは帰りにその部屋へ行き「お先に失礼します」と言ったわけである。

ひとりはいつも通り挨拶を返してくれる。

とある人間はやはり何も言わない。

ここで重要なのは挨拶を「しない」んじゃなく「返さない」ということ。

まぁ率直に呆れるわけなんだが、なんでこの人は挨拶を返さないんだろうかと誠に誠に不思議なのだ。

挨拶をする習慣がなかったのだろうか。

いや、家庭、学校、友だち、職場…挨拶に触れる機会はたくさんあったと思う。

彼の過去は知らないが少なくとも今、同じ会社に何年もいる身として、この会社に挨拶はあるんだから。

彼はもう何年もこの会社にいるのだから。

挨拶をわざわざ無視する思考回路というか信念が全く分からず不思議すぎて考えている。

何なんだろう。

いや信念があるならどうぞご勝手にしてくれて構わないし、彼が返事をしない事でタワシの神経が逆撫でされるわけでもなく、ただただ不思議なのだ。

言われて返さないその意図は。

個人的に挨拶はとても重要だと思っている。

境界線のようでもあり、結界のようでもある挨拶は「わざわざ」言うから良いのだと思っている。

そのわざわざができるかできないか。

わざわざとか、いちいちとかそういうところに人間の本質が現れる。

手渡されたものをただ取るのか受け取るのか。

自分にとって大事なものが何なのか、は常に知っておくほうがいい。

 

それではみなはん、また明日。

この場所で。

 

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