ごとく

孤独は人をどうするのか。

人はいつ孤独を感じるのか。

そもそも孤独とは何か。

そんなことをふと考えた。

孤独とは寂しさのことだろうか。

タワシの場合、寂しさよりも悔しい時に孤独を感じるような気がしている。

どうしてこうも人をジャッジしてしまうのか、その根拠について深く考えた事がないのでわからないけれど、とにかくすぐに人をジャッジしてしまうという性質がある。

常に人を観察してしまうし、観察していれば気づく事がたくさんある。

そして自分との相違点に×をつけてしまう。

×をつけた人間が誰かに褒められたり、可愛がられたり、応援されているのを見ると腹が立ち、そして孤独を感じる。

そして人生にはそんなことばかりが起こる。

今は自分と同じくらい自分の味方でいてくれるヒトがいるので孤独を引ずることはなくなったが、そう思わなくなったわけでは全然ない。

いつだって嫉妬し、怒り、孤独を感じている。

では何故そう思うのか。

これは「未来の答え合わせができちゃった」からなのだ。

人生で褒められたり、応援されるのは自分のような人間じゃないんだ、という事がわかってしまったからなのだ。

その度に目の前で緞帳が降りて目の前が真っ暗闇になるからなのだ。

しかし今はもう、この結果にこだわっていない自分が存在していて、だったらもっと楽に生きればいいじゃないか、とも思う。

思うのだけれど、そうなったら何事にも頓着せず、何の希望も見出せず、ただ息を吸って吐くだけの夜中の砂嵐みたいな人生になりそうで、それも嫌だから、手に負えない感情だけれども仕方なしに未だ持ち続けている、そんな風に自分のことを希望なのか絶望なのかわからない場所から覗いている気がしている。

これを「生きる」というか「生きる屍」というかはわからない。

そろそろ楽しいだけの人生の、仲間入りをしたい。

平日の5日は永遠くらい永く、週末の2日は泣きたいくらい短い。

人生の後半は長いのか短いのか。

 

それではみなはん、また明日。

この場所で。

 

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