とどのつまり

何にも隠しはしない、もうすぐタワシの50才のバースディなのだが、それは平日なのでぽ氏が今日ケーキを買ったるわい、と言ってHARBSでケーキを食べた。

タワシはこないだからHARBSのホワイトチョコレートケーキにどハマりしているのである。

間違いない美味さと大きさでお腹はぽっこり膨れた。

昼ごはんは入らなかった。

つうことはこれはもしかして痩せてしまうかも、なんつって。

夜はママンがカレーを作ってくれるというので喜んで食べに行く。

ついでにフォークやスプーンや湯呑みやらを物色する気満々で。

一気に何かを揃えなければならないとお金もたくさん食うし、気持ちが妥協しがちになる。

これでいっか、みたいな感じになる。

しかし、これでいっか、と思いながら買ったものにはいつまでたっても愛着が湧かない。

それどころか、せっかくの自分の大切な秘密基地の全てにかかる金色のベールなのに、これでいっかと思いながら買った部分だけ黒い靄がかかって見えてしまう。

それを見るたびにモヤっとしてしまうのだ。

そんな事は自分にとっても物にとっても不健康だし、相手に申し訳ないので、だったら足りないか、ママンのコレクションから「ちょーだいな」っつってもらってきたほうがいい。

ママンはケチな人じゃない。

親父もケチじゃない。

だからタワシが一生懸命物色して気に入ったものは気前よく「持ってけ!」と言って持たせてくれる。

が、しかしその時にこれがどんなにいい物か、とか、ついでに欲しくもない悪趣味なあれやこれやを自慢され、悪趣味なあれやこれやを「これを持っていけ」と勧められる。

ここで意思をしっかり持たない事には結局愛せない品物を手元に置くというお互いのためにならない物語が始まるので注意が必要なのだ。

今夜も、徐々に愛着が湧く予感のするものだけを貰って帰る。

穏やかな日曜日。

明日は地獄の月曜日。

ま、でも5日耐えれば…あ、6日後にはお祭り騒ぎのアバンティーヌの到来だった。

今のうちに耳栓を買い、体力をつけておこう。

 

それではみなはん、また明日。

この場所で。

 

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