桃源郷

いよいよ来週から基地を借りるので暇さえあればあれを買ってあそこに置いて、と想像している。

部屋の寸法がわからず、今は想像しかできない。

しかし楽しい。

めちゃんこ楽しいのである。

週末に水道局に電話して、電気は電話し忘れて慌てて仕事の合間に抜け出してサクッと終わらせるつもりが永遠に話が終わらない。

すみません。仕事抜けてきたので、あとどれくらいかかりますか?

と尋ねるとあと15分くらいだとおっしゃる。

すみません、昼にまたかけ直します。

と伝える。

この話はリセットされるのでまた1からになります、と言われた。

ムムムムム。

仕方ない。

電話を切って昼。

昼だから繋がらない。

全然繋がらない。

結局あと4分で昼休みが終わるってところで頭になんも入らないまま説明を受け、なんとか終わる。

しかしあちらで基地が見つからんらしく、立ち会いが必要となった。

くぅ。。

見つかって欲しかった。

待っている間、買い出しに行けないので悲しいが真っ暗闇はもっと悲しいのでしっかり待つことにしよう。

それにしても叫びにも近いくらいの感情が「本読みたい」と言っている。

こっからは本を読み漁って、毎日豊かで、仕事しなくても豊かで穏やかに歳を取り穏やかにこの世とグッバイするフェーズに入りたい。

自分がこんなに知りたがりだったとは知らなかった。

楽しい世界をもっともっと知りたい。

知りたいのだ。

 

それではみなはん、また明日。

この場所で。

 

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