人生初の東大参上である。
アバンティーヌとジュニアーノ、そして初めてお会いする東大のハリーポタニーノと13時半に赤門前で待ち合わせる。
30分ほど早く行き、門の真正面に鎮座する扇屋さんという和菓子屋さんでティーノのワガママで決まった、ママンの抹茶飲みたい!のための和菓子を調達。
こちらはぽ氏が前から気になっていたというお店だったが、お店のおばあたんは、かぁいくて、清潔で、味も良かった。
やっぱりお店は接客で決まるよね。
13時半になっても3人は現れず、ちょっとふらふらしていたら「東京大学総合研究博物館」がデンッとそびえ立っていたので中へ。
蝶の標本とか、動物の骨とか異形のアンモナイトとか土偶とかいろいろあったのだが、ハイエースみたいにでっかい牛さんの剥製のパンチの強さに慄く。
ゾウの脊椎なんて椅子くらいデッカかった。
そうこうしているうちにティーヌから「どこいる〜?」と連絡があり、博物館にいる〜→行くね〜→あれ、どこそこ?→え?ん〜じゃあ赤門戻るね→戻ったよ→え、どこいる?→赤門にいるけど?とかなんとか30分近くやってようやく合流する。
赤門で待ち合わせるなんて世界で1番易しいことだと思っていたが、案外ムズくて驚いた。
ポタニーノがジェントルに構内を案内してくれた。
ポタニーノは、かの有名なロボコンで世界へ行ったらしいが彼はとても気さくな若人だった。
安田講堂や三四郎池や、あとはいろいろ案内してもらい、グッバイした時、もう16時をまわっていた。
今から北斎美術館てのはちと無理があるな、と言うと、それを聞いて即答でジュニアーノが「もう歩けない」と呟く。
ジュニよ、若人よ。
では、と、ぽ氏の提案で神保町へ行くことにする。
ジュニアーノは読書家なので大いに喜び、再び元気を取り戻す。
神保町ではなんだか古い古い植物の図鑑の1ページを購入していたな。
購入した途端に再び電池が切れたのでタコベルを夕飯にして我が家へ戻る。
明日は雪になるとかならないとか。
さて明日はどうすっかな。
それではみなはん、また明日。
この場所で。