今宵も全神経をフルに稼働し、そして楽しんだ。
こういう人生を夢見ていたわけだが、でも夢見たものとはちょっと違っていて、それは自分の限界の外にあったもののような気がするのでこれからの自分の未来の希望になった。
自分がこんな一大決心をまるで繁華街にスニーカーを買いに行くみたいにさっとやってのけるとは思わなかった。
さらにやってからマリッジブルーじゃないが、この部屋を半分勢いのようなスピードで契約したことに真っ青になる日もたくさんあった。
それは今でも不安だが、でもとにかく楽しいのだ。
楽しくて嬉しくてやり甲斐があってやっぱり楽しいのだ。
不安は夕焼けチャイムがなったあとの公園に置いてってしまえ。
自分が始めた仕事は失敗に終わるかもしれないけれど、自分がこの度やると決めたこと自体は美しい正解だった。
幸せを噛み締めながら烏の行水のような風呂に入り今夜はたらふく寝るのである。
感謝感謝である。
それではみなはん、また明日。
この場所で。