色が人間の心に与える影響は思いの外大きいのではないか。
今日、ちゃんと白い電気もついていて、階段は草原の色、グリーンで、普通に考えたらルンルンになりそうなのに、活気のない屋内と薄暗い非常階段がタワシの気持ちを一気に暗い場所へと誘った。
あぁ、色が人に与える影響って半端ねぇな、と思った。
そこから派生して考えたら、地名につけられた漢字からもワクワクしたり暗くなったりしてるな。
なんなら書体の影響も大きいな、といろいろ思ってしまった。
つまり人間は嫌な態度や言葉だけで気分が変化するわけじゃないってことがずっしりと身に沁みて気づいてしまったのだ。
言葉や目に見えるものに精神的に頼り過ぎて気づかなかったけれど、五感をフルに使って物事を捉えていたんだな。
それは現代でもちゃんと機能していたんだな、あぁ良かった。
と、暗い気持ちになったことで最終的に明るい気持ちになるという大逆転を経験した。
受け取ってしまうものはどうにも変えられないけれど発信するものにはもっと丁寧にいろんなことを考えながら向き合っていかなきゃな、と思った。
タワシのつくりだす何かが誰かの気持ちを1センチ、希望の色に塗り変えられたらそれ最高だぜ。
金曜日だからそんなことを思ったのかもしれない。
金曜日だからな。
それではみなはん、また明日。
この場所で。