先週末からママンの調子がおかしくて、月曜日もまだおかしいと言うのでここはいっちょ背中をほぐしますか、と張り切った。
なんか背中を制すれば治る気がしたのだ。
ママンの背中は現役バリバリの24時間働けますかマンみたいにガッチガチのバッキバキで硬過ぎて指が負傷するくらいだった。
こんくらいしか親にしてあげられないドラ娘なのだ。
今朝ママンの調子を見にいくとツノみたいな寝癖で立っていて「なんか昨日より調子がいい!」と言うのでほっとした。
そんじゃあ今日もほぐしまっせ、と言うタワシの隣で元気に朝食を食べて食べ終わらないので待ち疲れた。
やっと終わったかと思ったらデッカイみかん?を持ってきてひとりで丸ごと平らげた。
うちにはいつも果物が置いてあって、それはママンが果物大好き人間だからなんだけど、自分のためにしか皮を剥かないという謎の酷いルールがあったので、皮を剥くくらいなら食べない主義のタワシは果物に興味がない。
それをママンに言うと「アンタもヤンガーブラザーも変なこと言うよね。」と返ってきた。
そう、この人は人のためにじゃがいもの皮は剥いても果物の皮は剥かないのだ。
つうか好きすぎて取られたくないから剥いてくれなかったのだ。
タワシ姉弟は揃って果物の皮を剥くのが大嫌いな大人に育ったというわけ。
いちご味の食べ物は好きだが本物のいちごは別段好きじゃないのも納得である。
結果待ちの時間と待ち合わせの待ち時間は似ている。
自分ではどうにもできないところが。
果たしてタワシは転職できるんだろうか。
知らん。
それではみなはん、また明日。
この場所で。