本日も閑古鳥が鳴くので休日を楽しむことにする。
休日を楽しむことにかけては天才的な能力を持っているので問題はない。
閑古鳥については問題だが、最終的には世間から求められていなければ消える。
それだけなのでそれならそれで仕方ないと思っている。
そういう意味ではかなり諦めが良いというか、なるようにしかならんし、なるようになるなだ。
さらに、やりたいようにやりたいのも変わらんと思っている。
幸せを追い求めるってのはそういうことだとタワシは思う。
「不変」と「変」をしっかり自覚しておくこと。
思考し、対話する。
アートし続ける。
これはタワシ自身にとっては不変である。
これらが人生を豊かにすることは間違いないのだ。
なんつっているけれど朝からワクワクし、さっさと行き場を決めて電車とバスに揺られて旅立つ。
水を飲んでバスに乗ればお手洗いへ行きたくなる。
目的地についてすぐお手洗いへ。
ホッと一息ついていたらいきなり扉が開かれた。
開かれた扉の向こうには少女が仁王立ちをしている。
タワシのお尻はコンマ1秒の速さできゅっと引き締まり、目にもとまらぬ速さでおパンツとズボンを履き、すました顔をしてみる。
後ろから母親がやってきて「すみません」と言って去って行った。
もう安心はできない。
佇んで息を整えていると再び扉が開かれた。
嘘やん…なんで?
今度はなぜかお互いに笑うという和やかムードである。
そういやぁ、ジュニア・ハイの時もあったな。
開けられたのは不幸だがみんな女子で良かったと思ったが、そりゃそうだ。
女子トイレなのだから。
これが男女兼用だったら、と想像すると恐ろしい限りである。
そういやぁ、人んちのシャワーを浴びていた時、間違えて扉を開けられたことも2度あったな。
こんなにも扉が開く人生なのに、なぜタワシの店の扉は開かんのだ。
不思議である。
まぁ、ゆっくりやっていこう。
ゆっくり楽しく。
それではみなはん、また明日。
この場所で。