植木に水をやりに店へ行く。
そして掃除をする。
掃除は大事だ。
窓を全部開けて空気を通す。
気分がいい。
昼にママンの行きつけのホスピタルで待ち合わせをして、買い物の荷物持ちをする予定だ。
電話がなり、処方箋薬局へ行く。
受付でおじーたんと薬剤師たんが話している。
「検査値にお変わりありませんか。」
「え?なんの偏差値?」
可愛らしい。
丸亀製麺で、斜向かいに座るこどもがタワシの跳ね上げたメガネを凝視している。
ハズイ。
ママンの買い物の量が予想を遥かに超えてタワシのバッグからじゃんじゃかはみ出している。
ハズイ。
タワシの転職活動を支えてくれている業者の方からテレフォンが入る。
書類選考が通った会社だが、収入を得るための副業は厳しいとのことで辞退する。
ムズイ。
障害者雇用で副業はほぼ無理っぽい。
撃沈。
どーしよーどーしよーと焦るがやめる。
これは試練ではない。
たまたま縁がなかっただけ。
世界は広い。
今『道草 問答』を手放すことはできない。
これは行き止まりじゃない。
単なる曲がり角である。
ヨスッ。
明日も知らんぷりで生きよう。
元気にハロワへ行こう。
それではみなはん、また明日。
この場所で。