お江戸でこざる

飯田橋から東西線に乗って免許センターへ行く。

大手町で気づいたのだが、ドアが閉まる時に響くメロディーがあまりにも2時間ドラマの挿入歌みたいにドラマテックで驚いていたら、日本橋では小粋なメロディーが、茅場町に至っては、趣向を凝らしているんだろうがもはや単なるメロディーにしか聴こえず、あぁ、この感動も2駅で終わったか…と思いきや門前仲町で幕が開くみたいなワクワクするメロディーが鳴り響き、トキメキを取り戻す。

木場ではドリフの舞台替えみたいな音が鳴る。

メロディーに気を取られていたら次はもう降車駅、東陽町だ。

 

この列車は江戸に向かうのか?

江戸に向かうに決まってる。

タイムトラベルトレインにこのまま乗り続けて、お江戸を旅したい衝動を抑えて渋々降りる。

 

タワシはホームに降りてからドアが閉まるまでメロディーを聴くためにそこに佇んだ。

 

オモシロイじゃないか!

初めての、一度だけ味わえるこの感動が、今タワシの心を揺さぶっている!

 

ゴールドなのに週末は近くのポリスステーションで更新ができないなんて
腑に落ちない仕方ないのイェスタデーが、ファビュラスに変わったアーリーモーニングゥ。

である。

 

免許センターは哀愁漂う佇まいではあるが、美しいほどの流れ作業。

スムーズという言葉はこの場所のために存在するかのよう。

素晴らしい。

1番素晴らしいのは高齢者の方々が活き活きと働いておられる。

明るく元気よく。

 

思いもよらぬ感動の嵐に朝から筆が進んで止まらない。

もっと、いらない言葉をぶち撒けたい衝動を抑えて震えながら指を動かしている。

 

早起きの甲斐があり、免許更新もスムーズだ。

し、しかも免許を受け取る4階には食堂と売店があるではないか!

ビバ・ノスタルジー。

 

ちょっと待て、ここはディズニーランドなのか?

昔からピーポくんに惚れこんでいるタワシはまさかの出会いに財布を覗いた。

この巨大なぬいぐるみが欲しい。。。

タワシの美意識がピーポくんという黄色い生き物の前で戦っている。

ズボンで手を拭くタワシにピーポタオルは無用だし。

やはりぬいぐるみしかない。

いや待て。

グッと親指を中にして拳を握りしめ、この場を後にすればすぐに忘れるさ。

ピーポなんて。

拳を握れ! ぷとり。

 

え。シール?

暗闇で光るピーポシール?

これなら美意識にも財布にも優しいじゃないか。

よし、iPadに貼ろう。

ウェルカム トゥ ピーポ, ナイスチュー ミーチュー。

 

さてさて、これからぽ氏とヒグチユウコ展へ。

ジェラシーの突風が吹き荒れるだろうよ。

しかしそれでいい。

いつか肩を並べる日がくるのだから。

 

S先生の授業までには家路につかなくては。

 

ピーポをどの位置に貼ろうか。

楽しみだ。

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