なまいき盛り

「ワクワク」に匹敵して、かつワイルドな表現はないだろうかと「ワクワク」を打つ度に思っているのだが、今のところ見つからない。

「グッとくる」が少しだけ近いような気がするが、グッときてしまうとなんとなく感動寄りになってしまうので、頻繁には使えずにいる。

かなり個人的な偏った意見なので、どうかどなた様もご立腹しないでほしいのだけれど、ワクワクとルンルンはプルンプルンとしていてタワシにはかわいすぎるのだ。

でもしかしタワシはワクワクしたい。

言葉のジレンマである。

 

タワシのいうワクワクは主に、思考が発見の方へと引っ張られた時に感じる、心が躍るような感覚だ。

しかし一方で、発見なのに嫌悪感を覚えることがある。

これはどうしてなんだろう。

どちらも初めて頭の中に入ってきた思考であることに間違いはないのに。

嫌悪感を抱く発見は、なんなら発見したくなかったような気持ちだったりする。

気づかなければ通り過ぎることができたのに、気づいてしまったから躓いたじゃないか、みたいな。

ということは結局、見たいものだけを見たいし知りたいことだけを知りたいのだ。

偉そうなくせにちっぽけだ。

全ての発見を受け入れる事ができれば、もしかしたら未知の世界が待っているかもしれないけれど、そんな度胸はないのである。

いつでも笑顔でいる人は多分、度胸があるんだとタワシは思う。

度胸という肝の上に優しさが鎮座しているんじゃないだろうか。

そんな人はとても素敵だ。

 

そして相変わらず素敵な人になる度胸が持てないタワシである。

 

チーン。

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