月の話

こんばんは。ぷとりでぷ。

 

それは中学生の頃。

私は学校が終わるとその日その日で気の向くまま人に声をかけて、気ままに誰かと帰っていました。

ある日もいつもの様に誰かに声をかけて5〜6人の団体に混ざると「月の話」をしている背が高くて細い子がいました。

月が綺麗だったとかそういう話ではなく、クレーターは大きさに対して深さが浅すぎるとか、月の中は空洞なんだとかそういう話でした。

私は興味津々でその子の話を聞いていたのですが私はまっすぐ、彼女は右に曲がって帰る地点に来てしまいました。

彼女が遠回りをする形で話を続行。

どうやら彼女のお兄さんが「月刊ムー」という雑誌を買っていてその雑誌にはそういう話がたくさん載ってる。

うちに来ればムーがいっぱいあるよ、と言うのです。

今でも本棚にずらっと並んだムーの景色を覚えています。

それが私とみきちゃんのはじまりでした。

みきちゃんは、おじさんの影響で古着とかアメ横とかが好きでとにかくオシャレでした。

細くて背が高くなんでも着こなす。

私のオシャレ師匠でした。

古着のジーパンにadidasのカントリーが似合っていました。

私も真似してジーパンにカントリーを履きました。

 

みきちゃんが昨日、個展にきてくれて2種類ある蝶ネクタイのブローチをどちらも気に入ったようで買ってくれました。

今朝写真が送られてきて、早速会社に着けていく、と。

会社で人に聞かれるかもしれないからブローチの素材を教えてほしい、と。

先ほど連絡があり、4人くらいから「かわいいね」と言われ、素材の説明は1人にしたそうです。

そして「友達の作品。オンラインショップが今年中にできるよ」と大きな声で話してくれた、とのこと。

ありがとう、みきちゃん。

君はオシャレでちょっと変わってていい奴だ。

 

送られてきた写真↓

 miki_bataftie_polkadots

ね、オシャレでしょ。

ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。