毎日キャベジンもヘッドも痛いなんて事が、一見健康優良児のタワシにはしょっ中起こる。
今は穏やかに仕事へ行き、帰る毎日だ。
それなのにどうしていつもどこかが痛いんだ?と爽やかな空の下で通勤途中の人たちに紛れて舌を打つ。
いや、実際は打っていない。
タワシだって側から見れば元気に歩いているわけで、やっぱり誰もがタワシを健康そのもの的なフォルムをしてると思っているに違いない。
周りが良くみえる。
これはあれだ、まさに隣の芝生ってやつだ。
隣が青いんじゃなくで、タワシが青二才つうことか。
タワシはペンギンくらいの大きさの頃から手品が大好きだ。初めてディズニーランドに連れて行かれ、好きなもん買ったると言われた時も、手品8点セット一択という生粋の手品好きラーである。
いわゆる世間ではもう誰も言わないが、「不思議ちゃん」ではなく、「不思議好きちゃん」だったものだから、みきちゃんちで「月刊ムー」にハマるのも無理はない。
超能力なんか未だに消しゴムに針をぶっ刺して、その上に折った紙を乗せ、寒かろうが暑かろうがエアコンを消し、窓を閉めて無風の中で念力を飛ばすこともしばしばである。
これは本当なのだが1度ぐるんぐるん紙が回って怖くなった事もある。
1度っきりだったけれど。
そして怖いと思ったら回転は止まった。
そんなこんななわけだからして、心のどこぞにはいつもタワシには計り知れん力があるのではないかとたかを括っている節がある。
その節をタワシ自身の100倍信じてくれているヒトがいる。
タワシのどこにそんなチャームポイントがあるのか本人ですらわかりかねるのに、あの人はまるで勢いの良すぎるシャワーみたいに無償の愛をタワシに降り注いでくれるのである。
今日、あの人から手紙が届いた。
前日には、真ん中にド、ドン!と「祝100日」って書いてあるステキなお花も届いたばかりなのに。
手紙にもこれでもかというくらいの愛がぶっこまれていた。
ピーポくんのキーホルダーと一緒に。
タワシはシアワシモノである、としみじみ思いながら湯船に浸かって鼻歌を歌う夜である。
いつもいつもありがとうございます。