思考実験のよな

携帯電話を充電器にプラグインしてから寝る。

朝起きると全然チャージされていないという珍事件が時々起きる。

今朝がそれだ。

しかも朝になれば100パーセント、機器類は完璧にチャージされていると思い込んでいるので数字を覗くことすらない。

よって既に家を出て大分経ってからその恐ろしさに気づく。

そう考えたら今日はなんて幸せなスタートだろうよ。

6時50分、まだ家にいるその時に気づいたのだから。

64%だった数字が76%まで上がる。

フルチャージであってもメモを開いて、文章を書いては消し書いては消しを繰り返せば家路に着くころには、お腹が痛くなったときに使いかけのポケットティッシュ1袋しかないように心もとないのである。

それがもうほら、あれから2%減っている。

そんな日は特に、極力頭の中で考えて考えて、ある程度脳内で仕上げてから携帯電話の電池を大事に使い文字を打つ。

考えてみれば、このブログを始めてからのタワシはいろんな場面で常にそんな事をしている。

語弊のないように言っておくが、仕事をサボっているわけではない。

仕事と仕事の合間にぽっと生まれた余白で頭をフル回転し、メモに打ち込みたいことを脳内で組み立てては崩し、少し残った残骸にまた新しい思考を乗せて形を作って「違う違う、そうじゃ、そうじゃなぁい」と、またグシャグシャに潰して捨てる。

その繰り返しの中でしぶとく残った「何か」を、お疲れ様っしたぁ!と同時にメモに殴り書く、といった思考実験に近いことをしている。

気がする。

拘束時間外ですべてを思考し、書くという時間は今のタワシには皆無なので必然的にこうなるわけだが、なぜか平日の方がブンブン思考が回るし閃きも多いのだから複雑な気持ちにはなる。

火事場の馬鹿力的なものなんだろうか。

 

オゥ、ノー。

まだ9時にもならないのに充電は既に65%を指しているではないか!

ペースがはやいぞ、タワシのiPhone7。

頑張っておくれ。

 

アフタランチ。

なぜ勝手に58%になる?

タワシは君に何の負荷もかけていないぞ。

「思考実験」というものの上っ面しかわかっていないので想像だが、というかタワシの徒然はほぼ妄想に近い想像だが、とてもクラッシックな響きがある。

倫理的にアウトなこともそうだし、お金をかけて何度も実験はできないので頭の中で幾度となく予備実験をするイメージだ。

時間がない、バッテリーがないタワシは必然的に思考実験をするしか残っていないというわけである。

しかし人生、この程よい貧しさが、タワシにたくさんの能力をさずけてくれた。

両親の名誉のためにも言うが、彼らは決してタワシにひもじい思いをさせた事はなく、なんなら未だに両親の脛を齧りまくって楽させて貰っている。

しかし、元来の心配性がいつでもタワシの心をひもじくさせているのである。

とにかく。

今あるものでなんとか自分の夢を叶える。

せめて夢にできる限り近いものをつくりだす。

裕福から貧しさの、程よい地点に生息していることが、とんでもない発想力と執念を生んだ気がしてならない。

そしてその不自由さが、嫌いではなかったことがタワシのラッキーさ加減がバツグンなところでもある。

もう、最初に何を書こうとしていたか忘れてしまった。

筆が乗ってくると言葉が次々に溢れてしっちゃかめっちゃかになるのは悪い癖だ。

もうしっちゃかめっちゃかになってから大分遠くへ来てしまったし、今日はこのままドロンしよう。

 

そうだ、昨日の【深飛行】の番外編 2であるが、なかなかどうして興味深い内容になっておりまする。

「直感」から話が飛んで飛んで気づけば素敵な浜辺に着地した、そんな内容になっているので是非聴いていただきたく、こちらから飛べるようにぽ氏にお願いしてありまする。

それではみなはん、また明日。

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