上りも下りもしないエスカレーターはスピードが遅延している

朝から携帯電話のアプリの右上に出現する数字を消すのが大変である。

どうにもあれが気持ち悪くて仕方ない。

時々あの数字が3桁になっている人を見るが、器がデカいなぁ、と感心する。

タワシは2桁でソワソワが止まらない。

それにしても消したそばからポロロン、と不必要なお知らせが届くのには閉口する。

「見つける」という楽しみが奪われた世界である。

現代はお知らせ社会だ。

お手紙という情緒は失われたのに、情報という無機質な手紙もどきが見知らぬ人からまるで知った人のような文体で届くんだから、時代ちゅうもんは計り知れない。

さて。

放っておけば若人との接点は皆無であるが、「おしえるがっこう」というヤングな熱気に満ち溢れた熱風セレナーデの片隅でひっそり息をしているタワシはかろうじて若人との接点のようなものを持たせてもらっており、なんともありがたい毎日なのだが、今週になって、な、なんとそんな片隅の石ころみたいなタワシに興味を持ってくれる若者が2人も出現した事にタワシの気分はもう、ドクター・中松発明の【スーパーピョンピョン】を履いているのと同じかそれ以上である。

こんな出来事は360度、どの角度から見ても単なる自慢そのものである。

未来を明るくするに違いない若者のその視界にインしたという事実は、タワシのテンションをアゲアゲにしてくれるのだった。

しかも?

今日は?

お馴染みの?

そうフライデー・チャージングタウン。

ちと違うが関係ねぇ。

もう耳にタコができるからやめてくれ、とおっしゃるかもしれないが、タワシのくせに油汚れのようにしつこいタワシはまだまだ書き続けていくのでなん。

だがしかし。

若人と話すトピックを持ち合わせていない。

昭和から時は止まっている。

しかし今時はシティー・ポップとかいう昔の曲がナウいらしいので、少しはキャッチボールができたらいいな、と今から眠れぬ夜を爆睡している。

しかしあれだな。

若人たちはどんなお菓子を食べているんだろうか。

それが気になる。

タワシはお菓子がこんなにも好きだとは、ブログを書くまで気づかなかった。

寝ても覚めてもお菓子のことばかり。

いくら身体によろしくないと言われても、お菓子を食べられない人生なんてマヨネーズのかかっていない野菜のようにガックシくるし、ご飯茶碗にティッシュが5つ折になってるくらいの量のご飯粒のように悲しい。

たまたまタワシが若人たちの親御さんと友達じゃあないから名前で呼んでもらえるが、親御さんの友達だったら「おばさん」だ。

母ちゃんの友達が実はこっそり自身のことを「タワシ」と呼んでいたらウケるわな。

そんな感じだ。

どんな感じだ?

そう言いながらともだちになる気満々のタワシである。

まぁいい。

いや、きっとみなはんは「もういい。」と思っているに違いない。

タワシフライデーもそろそろ宴の時間だ。

電車を乗り継ぎのれんをくぐる。

どうぞみなはん、良い週末を。

明日も明後日もタワシブロガーはブログりますが、ひとまずここらでハブ・ア・ナイス・フライ。

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