モーニングトーマスでポッドキャスト「超相対性理論」を聴いていて初っ端から「それの意味なんだっけ?」となり「アナキズム」をウィッキー様に訊いてみる。
アナキズムに関するトピックは今日で3回目のくせに毎回アナキズムの意味を忘れてしまうんだから、もう脳みそはこれ以上カタカナで表示できるオシャンティな英語を受け付けなくなっているんだろう。
よくわからんカタカナで表示できる言い回しはそりゃあ時代の最先端を行っているように見えるし、なんなら聞いてる人間の「ポカン」とした顔を見る事で自己肯定感は上がるだろう。
しかしそれでいいのか?
そんなやり方でしか自分を肯定できないなんてカッコ悪すぎやしないか?と思うタワシは擦れているんだろうか。
コドモでもわかるように言えてこそカッコイイんじゃないか、とタワシは思うのである。
そういう自分だってフライデーを乱用してはいるが。
あ、いや「超相対性理論」は大好きな番組だし、彼らも大好きだ。
彼らがカタカナで表示出来る英語を使うのはきっと時間短縮のためだったり、対話の相手もその意味をわかっていると言う共通認識があるからなんだろうけれど、明らかなおばぁちゃんを捕まえて「ポンデケージョ食べる?」と言うことに何の意味があるんだろう。とかよく思う。
ま、そんなことはさておき。
アナキズム(アナーキズムとも言う)は、国家権力や宗教など一切の政治的権威と権力を否定し、自由な諸個人の合意のもとに個人の自由が重視される社会を運営していくことを理想とする思想。
と書いてある。
あぁ、そうだったそうだった。
そこで「車も何も来てないし見えてもいない信号で、赤だからといって青になるまで待ってから渡るのか問題」が取り沙汰されたので話に参加したかったけれど、誰一人知り合いでも何でもないのでここに書くのである。
確かあれは高校生のときだった。
江古田に住む友達んちに毎週末泊まりに行っていたタワシ。
泊まるとなればコンビニエンスストアーで買い出しをするに決まっている。
信号を渡ってすぐの店へ行く時、小さな横断歩道には車一台見当たらなかった。
しかしタワシは赤い信号の前でじーっと立っていたのだ。
そんなタワシを見て友達は、その頃流行っていたJ-POP(笑)の歌詞を引用しながら赤信号を渡っていった。
流行っていたのでよく耳にはしたが、今はもう覚えていない。
たしか、車なんか来てないのに赤信号だからって止まってる。プププ。
みたいな歌詞だったような気がする。
おぅ。確かにそりゃそうだ。
そう思った事も覚えている。
赤信号を渡ってはいけない、というルールだけに従って誰もいない道路に佇んでいる事は意味がないようにも思える。
しかし、そんなに急いでいないなら、車がいなくたって赤だから渡らない、という選択はアナキズム的であると言えないだろうか。
赤だから渡ってはいけないというルールがあるせいでそのルールに異を唱える人間が出てくる。
そしてそれがアンチの中でルールとなる。
そのルールに「ただ」従うとしたらそれはアナキズムだとは言えない。
結局人は常に思考していなければ選択はできないのだ。
従うことはできても。
ただまたここで浮上するのが「いつでも選択しなければならないのか問題」である。
別に選択しようが従おうが問題なのはそこではなく、自分の言動に責任が持てるか、そこまで言わなくとも素直に諦められるかどうかだと思うのだ。
そう思うのだ。
発言したり、表現する時に誰かを感動させたいという昨今の傾向にもタワシは違和感を覚える。
だって別に感動しなくてもいいじゃん。
どう感じるかはもうアナタの問題ではなくワタシの問題なのだ。
むか〜しむかし、学生の頃写真を現像する店でアルバイトをしていた。
小さな支店だったが時々ジーンズの似合う林家 木久扇に似たおっさんが本店から手伝いに来ていた。
閉店間際の、機械を止めたり掃除をする時、機械に溜まった写真の屑を取り出しながらおっさんが不意に「これってふりかけみたいだよな。」と言った。
あれから30年以上経つがタワシはあの一言を鮮明に覚えている。
おっさんが入社してから何十年と、この屑を捨てる度に「ふりかけみたいだよな」と思っていたんだな、誰かに言ったことなんてあるのかな、こどもの頃しょっ中ふりかけを食べてたのかな、なんていろいろ考えている。
おっさんはタワシを感動させるつもりなんてなかったはずだ。
しかしタワシは30年経っても思い出す。
ぬる〜く、感動すらし続けている。
感動はするものでさせるものではない。
そんな縛りは地獄のようだ。
そうじゃなきゃ毎日ブログなんか書いてられねぇだよ。
誰かがたまたま笑ってくれたり感動してくれたら、そりゃあラッキーガールに違いねえ。
そんな感じである。
よし、今日はここでお開き。
それではみなはん、おやすみなさいな。
またトゥモロウ。
1件のコメント
あ〜面白!
分かんない言葉いっぱい出て来たけど、ふりかけおもしろ!
ほっちゃんって天才イラストレーター。
兼、天才コメンテーター?
天才文才?文才天才。
違うな。
言葉操りの天才にしとこ。
なんだこの言葉。