バイバイ哀愁

目が覚めたら9時というタワシ的にはもう昼下がりみたいな時間になっていた。

内田也哉子の声も聞けずに日曜日が始まるなんて。。

しかし昨日のアメリカンフードのおみやがたらふくあったので、ジップロックからそれらを出して朝食はすぐに完成した。

思い出を噛み締めながらいただいた。

 

今日は家に設置している機械が古くなったので交換をしてくれるという約束の日であった。

ピンポーンとチャイムが鳴ってからずっと、業者の若人がとにかくユニークだった。

オノマトペではないが、なんつうか自分に対する励ましの言葉の分量が凄すぎて、あっけにとられた。

清潔感のある小綺麗な若者だったが「汗臭かったらすみません」と言われ、タワシは「あぁ、大丈夫ですよ」と言うしかなかった。

それがはじまりだった。

そして全く汗臭くなどなかった。

作業が始まるとそんなに重くはない機械をずらす度にハァハァと息を切らし、レンチを30度ほど回す度に「よいしょ、よいしょ」と言う。

ボルトを締め終わると再びハァハァ、ハァハァと息を切らし続けた。

遠くにある道具を「ンーッ、ンーッ!」と一生懸命に取り、うまく事が進まないと少しだけ弱音を吐いた。

そして堂々と「説明をちょっとだけ端折ってもいいですか」と言ったと思えば「なんか、情けない声を出してごめんなさい」と謝り、タワシが打ち込まなければならないパスワードに手こずってエンターボタンの場所をたずねると「タワシさんのパスワードをちょっと表示してもいいですか」と驚きの発言も飛び出した。

その反対側で、細かい設定を何も言わずに丁寧にやってくれたりとても忙しかった。

そしてきちんと仕事を終えて清々しく去っていった。

まさかこの訪問案件で笑う準備はしていなかったので、思いがけずユーモアに溢れる時間に和んだ。

今日もそろそろ1日が終わる。

しかし今夜は哀愁の青の時間に、プレジデントティーチャーの真心いっぱいの元気玉をプレゼントされ、両方の拳が高く高く空を仰いだ。

明日からの新たな挑戦、頑張れ!

ありがとう仲間。

出先からわざわざ駆けつけてくれたトッポちゃんにもありがとう。

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