ぐーたらサタデーは実にぐーたらなままソファーで夜を越えた。
目が覚めて掃除をし、風呂に入り思い出す。
読書会の本を借りに行かねば、と。
記憶の抜けを考慮し、会のタイミングに合わせて借りるのが重要なのだ。
それが今日なのだ。
爽やか色の白いTシャツを着てママンの自転車、ママチャリでぶっ飛ばす。
ポッケに図書館カードを1枚入れて。
1/3ほど走ると空から雨が落ちてきた。
…どうする?
行け!タワシ。
止まるでない。
思いのほか大粒の雨である。
爽やかにキメてきた白いTシャツがみるみるうちに肌色になっていく。
タワシのボディーのフォルムもくっきりしてきたぞ、おい。
まぁ、踊るポンポコリンフォルムは正直かわいい以外の何ものでもない。
問題なし。
直進せよ。
図書館に着くとさっそく「ドミトリーともきんす」を借りる。
そう、今回の選書は本を読んで読んで読みまくるYちゃんの選書。
で、漫画。
斬新でしょう。
外を見ると雨はザーザー降ぶりだった。
しかしタワシはさっさと家に帰りたい。
ママンの自転車、ママチャリで強行突破である。
本当は傘が買いたかった。
しかし財布も携帯電話もなけりゃ金はない。
だから傘を買えない。
必要がなければ財布も携帯電話も持たない。
しかし今日学びました。
傘が買えるくらいの金はポッケに入れておいたほうが健康的である。
さて。
昼はまたお菓子。
不健康だが幸せなのだ。
とにかくハマると一点集中のタワシは今日もせっせと「たかしのお花畑」を観ている。
明日からたかしママの喋り方を真似しよう。
人を嫌な気持ちにさせない喋り方だ。
できれば人を不快になんてさせたくない。
隙あらば笑かしたい。
オモロさは世界を救うしね。
オモロさではヨセフママが群を抜いている。
ホモ恵さんは優しい。し、実はオモロイ。
もちろんアンちゃんの頭の回転の速さも大好きだ。し、オモロイ。
みんなとにかくオモロイ。
タワシは毎日笑っていたい。
きっとみんなもそうだろう。
しかし現実はなかなかどうして難しい。
タワシなんか1日に何回わっるい顔をしていることか。
それを1回でも減らせたら、今日は昨日より良い日だし、一層カラフルになる。
みんなの見ている世界も一層カラフルになるといいね。
笑いたければタワシの友よ、いつでも声をかけてほしい。
それは寂しいってことなんだから。
話をしよう。
話を聞くよ。
たかしママみたいに上手くは喋れないけれど、タワシママにはなれるだろうから。
みんなから連絡が来る前にもう一回たかしを観る。
それではみなはん、また明日。
この場所で、会いましょう。