みんな携帯電話を見つめてる。かく言う自分も見つめてる。

本日は大の仲良しK師匠が有給休暇でいない。

思えば先週も休んでいたな。

声は小さくて聞こえないが、気づけばいつも冗談を言っている。

さりげなくきちんとサポートしてくれているのをタワシは心得ていて、だからだいぶん寂しい。

うちの班は班長を筆頭に有給のオンパレード団体である。

2度のコロナで全滅したタワシの有給は来月無事に復活するので、早速有給の予約を入れている。

誰も取っていない日ならばいつでも入れてよく、年間スケジュールの中の、そこ休んだら大連休になる場所は早々に班長がかっさらっていった。

そういうところもウケるわけで、こちらも負けじと試行錯誤し、休む。

タワシはスーパーエキセントリックネガティブピーポーなので、大した理由もなく「タワシなんて誰にも好かれていないのだ」というスネた気持ちになったりするのだが、おそらくK師匠は、自分が休んだことをこんなにもタワシが寂しがっているとは一切気づいていないだろう。

タワシだって明日になればそんな気持ちは微塵も出さないのだし。

こうやって自分に置き換えてみると、いやはやタワシなんて、なんて考えることはないのかもしれない。

きっとどこかでタワシの不在を嘆いたり、去っていくタワシの背中を見て涙しているヒトがひっそりといるのだ。

そう、昨日作ったシチューだって、冷蔵庫の中でタワシはまだかと待っているはずだ。

ひょんなことで人と人は出会い、大した理由もなく疎遠になったりもする。

それは自分が進化、もしくは退化した瞬間なんじゃなかろうか。

他人は自分を映す鏡だなんて昔の人は上手いことを言うもんだ。

タワシはほとんどのともだちが大好きだ。

時々嫌いになっちゃったともだちもいるけれど。

でもまぁこれならタワシの今は上等だっちゅうことである。

今日も静かに無事に1日が過ぎようとしている。

毒もなく独特でもない本日のタワシであるが、そんな日も結構あるのだ。

どうやら今日はうっすらと夕焼けらしい。

怖くないくらいの夕焼けがちょうどいい。

明日の祭りに備えてゆっくり寝よう。

それではみなはん、また明日。この場所で。

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