ふぅ。
ぽ氏と自転車で40kmほどゆるりと走る。
オシャンティシティーの代官山、中目黒を通り抜け、恵比寿で4人でランチをする。
御年83歳の友人はいつでも忙しく、いつでも大変なことが起きている。
「はぁ、大変」が口癖のレディーである。
しかしYouTubeを観て、LINEをし、スタンプを使い、Zoomまでやるのだから凄いことである。
そんな友人がサラダに入っているオリーブをフォークでぽんぽん端に寄せながら「私は好き嫌いがないの」と自信満々に豪語するので、思わずタワシは「めちゃくちゃオリーブよけてますけど笑」とアドバイスをすると、きっぱり「私は好き嫌いはないの。ただ選んでるのよ。」と言い放った。
そのいいぐさがあまりにも堂々としていたのでタワシたちはどこかで使わせていただこうと、メモをとった。
長く生きるということはきっぱりとするということなんだろう。
楽しくランチを済ませて友人と別れ、去年個展をしたマルモーレオへ寄る。
シェフがブローチやらポスターを気に入ってたくさん購入してくれたのだが、だいぶん経ってから「やっぱりこれも欲しい」と言ってくれていたポスターを届けに行った。
暑かったのでかき氷とシャーベットを食す。
相変わらずなんでも美味いね。
店を出る頃には暑さも緩み、ぽ氏と店について、あーしようこうしよう、と尽きない話をする。
タワシたちは価値観が近いくせに全く違う人種なのがいい。
ぽ氏が静でタワシが動である。
ぽ氏は対話がそれほど好きではない。
しかし本やアートに関してはタワシの何倍も詳しい。
このアンバランス感もかなりいいと思っている。
自分が持ってないものをお互いが補ったら1になった。
そしてこの1が、タワシは全数字の中で最強の1だと思っている。
無理せず、諦めず、継続し、楽しみ、柔軟でいる。
そしてアートに心躍らせ、書物に没頭し、思考し続ける。
明日から時間割を作って、できるだけ「できなかったぁ」を減らそうという話をした。
今年も半分が終わり後半戦だ。
ここらでシャキッとパキッといかなくては。
いろいろもっとしっかり頑張るぞ。
オイッス!
それではみなはん、また明日。
この場所で。