何も浮かばないことには慣れたが、毎回かなり焦りはする。
焦っているのに書けないなんてずいぶん損をしているようで悔しい。
だいたい朝起きてオフィス(かたくなに職場と言わないのは、ちなみにギャグである)の行き帰りからのご飯食べてひとっ風呂浴びたら寝る、の日々の中に書くことなんて溢れ出るわけがないだろ、と自分でも思う。
そう考えると毎日書いているタワシはなかなかどうして大したもんだ、と鼻が伸びる。
さて。
本日はトッポちゃんと待ち合わせ。
新宿へGOしている。
久しぶりの夕方丸の内線は地獄絵図のように激混みぷんぷん丸だ。
人は時間に追われ、人に詰めよられる生活から解放されるだけでもずいぶんと幸せに近づけるはずである。
だって目の前でシートに座っている人々の顔は一様に穏やかである。
人は立っている人間にはぎゅうぎゅうに詰め寄ってくるが、座っている人間の膝に座る事はない。
諦める事がもっとポピュラーになったなら、と考える。
電車は座るほうが健康的なので座りましょう。
座れなければ次の電車を待ちましょう。
電車が止まっています。
待つより歩くとか時間をつぶすとかしてください。
道中の飲食代は国が持ちますから。
とかね。
是が非でも乗るとか、是が非でも手にするというのは努力とは違う道に乗っかってるようでワクワクしない。
がむしゃらとも違って、そうだな、なんか無理矢理な感じがするのだ。
ご飯粒を爪楊枝で食べるみたいな。
そうじゃなくてご飯の前に爪楊枝しかないならまず食べるのを諦める。
冷凍してもいい。
後日チャーハンを作ったら相当美味いと思う。
おっと新宿だ。
トッポさんとサイゼリヤへ。
談話室としてここはトップだとタワシは思っている。
オンラインという時代に画面でしか会わなかったともだちと、こうやってひとりずつ丁寧に会って話をするのはとてもいいね。
声が音として伝わるんじゃなく、エネルギーのまま飛んでくる。
笑ったし、笑って手を叩いたし、笑った。
トッポさんはタワシらの店に来る気満々で、それがとても嬉しい。
早く店をやれ、と急かされた。
現実はこうやって周りの後押しで夢に急接近していくんだな。
ありがとうありがとう。
タワシはまた一歩夢に近づいた気がします。
それではみなはん、またあした。
この場所で。