今日はおにぎりがない。
ここぞとばかりにお菓子パンを買う。
どうしてこんなに甘いもんが好きなんだろう、といつも思う。
我慢しなければいけない事がひとつ増えるのがとても嫌だ。
最初から甘いもんが嫌いなら、我慢しなくても健康に一歩近い場所に立っていられるのに。
不公平だとも思う。
でも気づかないところで得をしているんだともわかっていて、それは絶対に手放したくない。
つまり強欲なわけなんだが、これはなかなか危うい考え方だなぁ、と怖くなる。
努力せずに有る能力を欲しているからだ。
欲しいものがあって、手に入れるためにする努力が楽しいという事を、この年になってもわからないなんて。
バカヤロタワシ。
「足りてない」から感情が生まれるわけで、足りていて当たり前なら何も思わない。
神様は幸せのプロセスをうま〜く作り上げた。
幸せしか知らない人に幸せは訪れない。
広いテーブルの上のコップが倒れて広がっていく水。
溢れたと思うから汚いのだ。
コップが傾き、水が波を打ち、宙に舞って四方八方に着地する。
それはとても美しい水の移動である。
コップは倒れてもいいのだ。
何度でも。
この上なく前向きに、倒れたりカッコ悪かったりする者は美しいしカッコいい。
それではみなはん、また明日。
この場所で。