248日目のケーキ

今日は、東京に行くから会おうっつってグルンちゃんと会う。

東京に来ると言っても鎌倉からだが。

レトロな喫茶店がご要望だったので「珈琲らんぶる」という老舗の喫茶店をインターネットで探し、そこへ行く。

グルンちゃんは「徒然」の読者でもある。

自分でケーキを食べながら読者の人へのお礼の意を込めてケーキをご馳走するという願ったり叶ったりに恵まれたタワシは、完全に神様に微笑んでもらってるって感じて最高にハートフルなサタデーを満喫したのである。

グルンちゃんはタワシの文章を「具体的」だと言ったが、それは違うよグルンちゃん、と身を乗り出す。

さっきから話していて相手の言いたい事がスムーズに伝わるタワシたちは、たまたま同じものを見て同じものを連想できちゃうのだ。

だからそんなあなたにとったら「具体的に」という気持ちになるだろうが、この世の中にはそうじゃない人のほうが圧倒的に多いと思う、と。

だからこそタワシのブログは人気がないのである。

近所で花火大会があるというのにわざわざ沼津まで花火を観に行くグルンちゃんはいい意味で変人である。

そんなグルンちゃんとバイバイして歩いていると、急に頭に、Netflixがカタカナで書いてあったら間違えてネットフリックと言い間違える人はたくさんいるだろう、しかしNetflixという文字面で覚えた人はどう間違えても「…ク」では終わらないな、と思った。

このスはフレンドの複数形である'sとは無関係だ。

なんだがそこの重要性について誰かと対話をしたいとさえ感じた。

ただそれだけ。

眠らない街新宿は灼熱地獄と化していた。

東京のコンクリートジャングルは一体どこへ向かっていくのだろう。

そんなふうに思考した１日だった。

今日ももれなく眠り姫が発動している。

それではみなはん、また明日。

この場所で。