期せずして毎日笑っている。
ユニークな人たちのおかげで。
これって100億万円を手にするより幸福だ。
笑うと変ななにかが鼻からニョロニョロと出ていく。
遥か遠くのストレスの塊だろう。
幸せの証は増えゆく体重と反比例するかのように心軽くダンシングぅ。
どうしてユニークさんたちがこんなに生息しているというのに世の中はどす黒くねばねばしているんだろう。
ユニークさんが、一昔前に流行した「ありのままの」自分でいる事ができないシステムになっているのだ、この国は。
小賢しさが勝つ世の中で繊細であることはまるで何かの罰のようだ。
「本とアートと対話の店」がユニークさんたちの溜まり場になれば良い。
一風変わった店主たち、輪をかけて変わった客人たち。
独特な話がひっそりと盛大に飛び交い、聞き耳を立てて笑う。
本をこよなく愛したり、タワシのアートを一方的に見せつけられたり。
詩を書くのもいい。
海外のお菓子を頬張りながら。
放課後のようなものだ。
ケンカなら外でやってくれ。
意見の違いでケンカになるならそれはどちらかが相手を押さえつけようとしているからだ。
なぜ自分が正しいと決めつける?
それは自分の可能性への冒涜である。
間違いを指摘してエクスタシーを得ようなんて、空っぽな棒のようなものだ。
そんなつもりじゃなかったなんて言い訳に、本当はそんなつもりだったんだろ、と嘲笑うタワシである。
悪玉菌が多いと医者に言われた。
徹底的に排除したいものがある。
言葉にする能力が少々足りないけれど。
すこ〜しずつ、店の映像が浮かぶようになってきた。
イケるはずだ。
焦るなタワシ。
誰かが先を行こうとも、そんなことに熱を奪われるな。
ありあまる富などなくとも店は出せる。
食事はない。
お菓子はある。
生ゴミが嫌いなのだ。
ちょっとワクワクしたアナタはきっと常連さんだ。
いつか会いましょう。
それではみなはん、また明日。
この場所で。