気がつくとInstagramでふてぶてしい猫をよく見ている。
それから異様にラッコが好きなことにも気づいた。
今日も全く笑顔のない猫を見ながらこんな猫、探したってみつからんだろうと思う。
しかしこんな猫なら飼ってみたいと思う。
なぜわざわざふてぶてしいヤツがかわいいんだろう。
あぁ、それはあれだ。
タワシが専らふてぶてしくないからだ。
道端に落ちている誰かの何かを見つけてしまったら、端に寄せておくほうがいいのか、でも端に寄せた事で見つからなくなるならこのままにしたほうがいいか、しかしこのままだと汚れるかも、いや、みつからないよりマシか?などと考え、疲れ果て、しまいにはなぜ落としたりするのだ、と怒りが湧いてくる。
気を使いまくった末の本末転倒なので許していただきたい。
こんなタワシだからそのふてぶてしさにある種「憧れ」を抱いているのだろう。
人では許せないふてぶても猫ならかぁいいのだ。
と言いつつ、最近のタワシの周りはユニークさんだらけで、しかもダントツにぶっちぎりの独走態勢で、ある意味完全にふてぶてしい。
あの人らはとても繊細でとてもふてぶてしい。
どこが?というと「唐突」なのだ。
皆、一様に脈絡のないメッセージが多すぎる。
いや、頭の中では長い長いストーリーがあって、タワシにメッセージを送っているんだろうが、その切り取り方が雑というか、プロローグを端折っていきなりクライマックスを書きなぐる、といった感じなのだ。
全く意図がわからんのだ。
で、なぜか一様に誤字、脱字が多い。
そして砂時計とかカップラーメンとかウルトラマンみたいに現れたと思ったら3分ほどで呆気なく去っていく。
おまけにうるさいくせに人見知りだ。
あれは一体なんなんだ?
まぁ、そんなユニークさんたちが入れ替わり立ち替わりタワシの携帯電話を震わせ、笑わせてくれる。
あの人らがタワシの店に入り浸ったら永遠に楽しいだろうな、と想像する。
儲けにはならなそうで困るな、とも。
それではみなはん、また明日。
この場所で。