昨日「さぁて、そろそろ夜ご飯作るしかないなぁ」と渋々立ち上がったとたんにピロロンと携帯電話が鳴った。
「今、家?」と、アバちゃん。
このたった2文字の漢字がどんだけ切羽詰まっているかは多くのジャポニータ エン ジャポニョールはご存じだろう。
タワシももれなく「ナニゴト?」とつぶやいた。
そしてすぐに電話がきた。
圧迫骨折をしてもうた、と始終爆笑している。
あはははは、じゃ全然ないがアバちゃんは始終笑っていた。
「オベンキョ、オベンキョ」とも言っていた。
言い回しがいちいち古臭かったがそこは黙っておいた。
来月、ミストン先生の経営塾の合宿がある。
全国の塾生がTokyoに集結するとあって、人見知りのタワシはだんまりを決め込むことになるだろうと思っていたが、アバちゃんも集結すると知って安心していた矢先の骨折である。
しかし「まぁしゃーない」と直ぐに思い返したのはアバちゃんのマインドが弾むように、そして積極的に前を向いていたからである。
間近にこんな人間がいたならついつい影響を受けるに違いない。
ぼや〜っとそんな事を思った。
そしてMonday。
柱の影から覗いているんじゃなかろうか、と思うくらい、終業時間ピッタシに「なんと、なんと」とメッセージが届く。
そして電話が鳴る。
「実は骨折していなかった」のだと言う。
これぞ正真正銘の朗報である。
しかし一方で思ってしまうのは骨折骨折詐欺、再び現るだったってこと。
骨折した骨折した、といいつつ実は元気なのだから。
とにかく、笑い倒す事で明らかに何かが生まれ、悪い空気は吹っ飛んでいくらしい(自分調べ)。
それではみなはん、また明日。
この場所で。