どこもかしこも祭りだ祭りだ。
わっしょいわしょしょい。
用事を済ませに立ち寄った駅前も、御多分に洩れず道をステージに変え、子どもたちが踊りを披露する。
元気なおねぇさんのアナウンスの声が響き渡る。
どこかから「子どもたちは緊張しています。どうぞ…」とまで聞いて涙が込み上げた。
もぅ…マジなのか。
ふぅ。
一体なんなんだ、自分。
ここ何年かで急にこの類いのエンターテインメントがタワシを泣かしてやまない。
まだ子どもたちは踊り出してもないし、タワシはその子どもらを目撃さえしていない。
つまり子どもたちの一生懸命に涙しているわけではないわけだ。
じゃあ何に涙する?
つい先日もそうとは知らずに出席した席で、子どもたちがぞろぞろとステージへ上がり合唱を始めた。
知り合いの子どもでもないし、なんなら遠すぎてほんとうに子どもかもわからんのに、泣けて泣けて仕方なかった。
自分でもなぜ涙が止まらないのかわからんし、イミフで恥ずかしいし。
一体どういうことなんだ。
タワシがコタワシだった頃、テレビの映画予告CMだけで涙し、タワシにちり紙を取れ、というマザーに爆笑していたのに、今タワシも予告で泣いている。
タワシながらにいろんな時を経て、感受性が豊かになりすぎた結果なんだろうか。
たった一言で、勝手に10の意味を浮かべて、いや「子ども」という響きだけでタワシの人生の子どもに関するデータが走馬灯の如く左から右へと流れて、いつかの涙のシーンを引っ張り出してくるんだろうか。
否応なく老化は颯爽とやってくる。
油物が食べられなくなったり、徹夜ができなくなったり、お腹のポコリンチョ具合に自分でもギョッとしたり。
しかしそうなもんはそうなので仕方がない。
目を背けずに受け入れよう。
ちょっと気取ってスターバックスになど入店し、徒然を書いているが早速布団を敷いてぐっすりすやすや眠りたい。
おでこを掻いて誤魔化し誤魔化し書いている。
昨日のデクノボウよりはましになっただろうか。
今日もポンコツだろうか。
いやこれはスランプだということにしておこう。
きっと明日には突破できるスランプ最後の夜である。
それではみなはん、また明日。
この場所で。
1件のコメント
おはよ。みーとぅよ😭