昨日、眠くてばら撒いたままドロンした文章だが、これは深掘りしたい議題でもあった。
すると今朝、ミーワンから「人生を歩く時にメインテーマが流れる」ってどういう意味か?と詰め寄られた。
あぁ、やはり分かりづらいよな、と思う。
しかし「眠い」と思ってからスイッチがパチンと切れるまでの時間が短か過ぎてそこに後片付けを滑り込ませることができなかったのだ。
さらに思考は常に深いわけではなく、浅く薄い何かが流れては消え、流れては消えを繰り返しているので「これだ!」という魚が常に目下を泳いでいるわけでもない。
スマン。
思考との縁。
それに尽きる。
さて、昨日の話に戻る。
矢継ぎ早に謝らなければならないのは「メインテーマ」と申したがこれは「テーマソング」の間違いである。
夢うつつではヒロコ・ヤクシマルの「メインテーマ」が流れてきたものでなんつうか、まぁ、ハイ。
スンマヘン。
ほとんど遊んだことはないがドラクエとかって主人公の人生にいつもテーマ曲が流れていた気がするのだ。
しかも状況によって曲が変わっていた。
歩いている時のソング、戦っている時のソングとか。
スーパーマリオでもいい。
スターを取ればソングが変わるし、土管に入っても面が変わってもソングが変わる。
それは現在地を確認するのに便利ではないだろうか。
あぁ、今自分はイケイケなんだ、とか海にいるのか、とか。
それが自分の人生にも起きたならば、状況を確認できるし、動く駒と操縦するワタシ、というふうに自分を肉体から少しだけ切り離して考えられるんじゃないかな、と。
感情をぶつける前に、俯瞰して自分の気持ちを見れたなら喜怒哀楽の手前で自分を気遣う事ができるのでは、と思ったのだ。
それにリビングからテレビのブラウン管全体を見るようにボクらの国全体がはっきり可視化されれば余裕もできる。
仲間との連帯感も生まれ、助け合いも増えるような気がしたのだ。
プライバシーを確保した上で、他人が自分の人生を覗き見していて、人知れず良い行いをした時に誰かがチャリンと褒美を入金してくれたり、誰にもバレないと思ってやった悪行は沢山の人の知るところとなり誰にも相手にされなくなる。
誰かが冒険(人生)の岐路に立っているのが見えたら思わず手を差し伸べたくもなるし、大事な人に自分の持っている魔法の武器を譲ったり、1upキノコをプレゼントしたり。
そんなことを思っていたのだ。昨夜。
自分が颯爽と歩く時、頭の中でマーチのような音楽が鳴り響けば絶対に足取りは軽くなるだろう。
ソングが変わった、ここは頑張る時だ、なんつって勇気を準備したり。
ただ行きすぎると「動く自分」が自分から完全に分裂してしまうかもしれず悩むところではある。
人生やり直しはきくが、生まれ変わることは自分のままではできない。
そういうセンシティブな部分とかは全然考えるに至っていない。
もしかしてこれがメタバースの世界なんだろうか。
いやもうちょっとアナログがいい。
ピコピコした音や直進しかできないような不便さがかわいい。
とかそんなことを思いながら脳みそだけが眠りこけてしまったタワシの夜でした。
それではみなはん、また明日。
この場所で。