波が寄せては返すように

週末は9分9厘ポンコツエンジン全開だが「書かない」という切り札だけは出さずに今のところなんとか生き延びている。

あっぶねぇ日も数えきれないほどあったが、そういう日のことなどすぐに忘れてしまい、毎週のようにあぶねぇあぶねぇと言いながら、舌をペロリと出している。

なかなかに辛く楽しい日々である。

これはもう打倒糸井重里なので死ぬまで続けたる、なんて思ってはいるけれど、でももし誰かがとても悲しむのと引き換えにブログを書かねば、みたいなことはないだろうけれどでも、そういう時は潔く、書かないことを選びたいと思う。

毎日続ける事は重要だが、続けていた物事をさっとやめることができるくらい人生にドライでありたいとも思う。

期待通りに進む人生ならば文句はないが、期待はずれもほどほどにしてくれ、と、ため息が出ることの方が多い。

だがそれがどうした。

美しさはそういうどうしようもなさの中から生まれたりするんだろ?

美しさはぴんと張った糸に似ている。

ほんの少し強く引けば切れてしまうほど危うい。

安定の中に美しさは存在しない。

あるとしたらそれは美しいと錯覚してしまう平凡なものに過ぎない。

話が全くもって明明後日のほうへ飛んでしまったが、美の危うさと究極の潔さはなんだかとても似ている気がするのだ。

とっ散らかった頭はシャンプーし、枕に乗せて金曜日へと続く。

 

それではみなはん、また明日。

この場所で。

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