朝一番のホームの冷えた静けさは好きだが、朝二番のホームの冷えた静けさには疲労が渦巻いている。
匂いもひどい。
意を決してトレインに乗り込むとユニークさんからお手紙が届く。
私たちの金曜日がやってきたね。嬉しい。
と。
ひとりで狂ったようにフライデー・チャイナタウンだのTAWASHI FRIDY だのと叫んでいた夜は明けたのだ。
ユニークさんもどこかの空の下、オフィスの中で抑えきれないフライデーの喜びを噛み締めているではないか。
TAWASHI FRIDY なんかじゃない。
私たちのフライデーだ!
We love Fridays! Yes,we can.
土曜も仕事だよ、なお方々。
申し訳ない、うわずる気持ちを抑えきれなくて。
土日の前日だからという理由で金曜日を愛しているはずが、そんな金曜日を愛しすぎるあまり、土曜の午後には悲しみがやってくる。
金曜日が終わってしもた、と。
これではクリスマス・イヴを愛しすぎたジャパニーズピーポーではないか。
タワシは土日がお休みなのだよ。
もういい。
いっそ金曜日も土日の仲間にしてしまう。
そして来週からは木曜日が金曜日だ。
今日を満喫するために今夜は夜更かしだ。
おかしだ。
イェイ。
いやでも明日ワクチンだ。
タワシは今夜と明日と明後日の幸せを噛み締めているので忙しい。
人は幸せだから生きるのか、幸せを待ちわびて生きるのか。
そんなことはどうでもいい。
昨日より多くの人が幸せでありますように。
それではみなはん、また明日。
この場所で。