トレイン・トレイン

なかなかのイン ザ シティーを突っ走るトレインでおばたんの声がデカすぎてウケる。

ひとしきり話すと「ではでは。」と言って降りてった。

ではではって。

それにしても電車はいつでも混んでるな。

老若男女で溢れかえった車内は携帯電話を覗く人、読書する人、寝る人、喋る人、とバラエティー豊かな人間模様がうかがえる。

一日の中でこんなにも人間が出入りする場所など他にあるだろうか。

通勤列車は超絶身近で超絶嫌われている悲しい電車。

どうしてどうにかならんだろうか。

例えば女性専用車両のように一車両だけ店になってるとか。

「カフェ・車両」とか「図書列車」とか「謎解きの間」とか。

店を持ちたい人が家賃を払い一車両借りるのだ。

通勤時間を有意義に使いたい人も、地獄のような通勤ラッシュから逃れたい人もたくさんいるはずだ。

うまくマッチングできないだろうか。

 

もう通勤なんてしないなんて 言わないよ絶対

 

とローリーが思わず口ずさむくらいの夢列車はやってこないだろうか。

そんな妄想ばかりが頭にやってきては消えていく。

すごい発明だとおもうのだが。

「仕事」という仕事がからきしできないのは自分のせいで誰かが死んでしまうかもしれないという強迫観念がこびりついて離れないからだと自分では思っているが、もしかすると無関係に仕事がからきしできないのかもしれん。

タワシがわかっていることはほとんどなんもない。

みんなが優しいから日記が書ける。

感謝感謝である。

 

それではみなはん、また明日。

この場所で。

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