タワシのような卑屈な生き物ちゃんは、こうであってくれと思う。
例えば金持ちであるとか商売上手である、成功者であるといったようにbeが重要だとされる世の中では自分以外の全てに嫉妬し、世間に怒り、成功者を見下すといった状況に陥り、なんもおもしれぇことなんてねぇわ、マジムカつくこの世界め。とコンクリートを睨みつけ人の目を見ない日々を送る。
でも聞いてくれ。
いや読んでくれ、いや感じてくれ。
beなんてゲームオーバー、「はい、それまぁでぇよぉ」、バイバイキ〜ンではないか。
何かを手にした瞬間にそれは過去のものとなる。
つまり過去を大事に握りしめ、何度もまだ手の中にちゃんとあるかどうかを確認しながら生きていかなきゃ不安で不安で仕方なかろうよ、と問いたい。
そんな人生はタワシの人生に一度たりとも訪れたことがないので100%エクストラヴァージンイマジンなんだけど。
そんな不安はまっぴらごめんである。
まだ成功を、大金を手にしていないタワシなら、今なにを思い、どう行動し、今日を乗り越えるか、ベクトルの全てが未来に向いて突っ走っているのだ。
なんと美しいことよ。
これだろ、人生は。
そう、1964年東京オリンピックのポスターのように横を向き(いや本人たちは前を向いている)、ある者は手を広げ、ある者は拳を握り、ゴールを一様に目指し、前のめりで突っ走る。
成功者はいつでも正面を向いている。
もう走り終わった後の祭りであるから。
しかし挑戦者は横顔だ。
余裕のない必死な横顔だ。
くぅ〜っ。
カッチョイイねぇ、横顔。
オレ、走る。
来年なんて悠長なこと言ってらんねぇから。
だって今日は金曜日だし、フライデーだし、肉の日だし。
もう走り出すかんね。
よいしょっと。
それではみなはん、また明日。
眠れない夜も眠たい夜も今日の終わりにNIGAOE Portraitで会いましょう。
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