空もオレンジからブルーへと沈んでいる。
きれいだね。
最高だよね。
隣に座るタバコ臭い若者が、まだ1日しか働いてないのにもう明日水曜日だ。
と言っている。
そして、来週も3連休か。
と付け加える。
そうなんだよ、そうなんだよ。
みんな同じニンジン色した明日を目前にぶら下げて今日を戦っている。
今幸せに生きているが、幸せの意味を誰も知らないから、あんな幸せもそんな幸せも手に入れたくはなる。
誰かの、わざとらしくきらきらした写真が流れてきても羨ましいとは思わないが、これでもかというくらいに有休を使うN氏を見て羨ましいとは思う。
朝のコンビニエンスストアーで菓子パンとお弁当とコーヒー牛乳とお菓子を買ってる人を見て羨ましいと思う。
どっかの大富豪を見ても大して羨ましいとは思わない。
自分もやろうと思えばできるけどできない事をやってる人を羨ましいと思う。
羨ましいが幸せに直結するかどうかはわからないが「羨ましい」が思いのほか手を伸ばせばすぐに掴めるものだとしたのなら、幸せを手にするのはそんなに難しいことじゃないのかもしれない。
幸せが近所をふらついていればそんなに遠くない未来で逢うのはもはやたやすい。
なんつったことをおもう、明日がもう水曜日の火曜の夜のタワシである。
それではみなはん、また明日。
眠れない夜も眠たい夜も今日の終わりにNIGAOE Portraitで会いましょう。
登録をどうぞお忘れなく。