グレーの空の下で思う。

長い名前だったか、つまらなそうなネーミングだったか忘れたけれど、覚えられない題名の展示を観に行く。

よほど好きじゃなければ美術館に行かないタワシに喝を入れるがごとくぽ氏に連れ出され、蓋をあけてみたら予想外に大変興味深く、相当テンションが上がったので、ぽ氏には「軽口を叩かぬよう、以後気をつけます」と平謝る。

昨日書いた川上未映子氏の「黄色い家」も展示されていたので「昨日の今日?え、すごい偶然。これって何か引き寄せてんじゃないの?」なんつって偶然とは言えない単なる出来事に色をつけては自分には特別な能力があるんだわ、とすぐに調子に乗る。

めでたいもんだ。

まぁしかし一時ではなく「調子に乗り続ける」という幸せ行きのワンウェイ・チケットがあれば人生はそこそこ思い通りにいくかもね、と思ったりもする。

なんてったってタワシの場合、八百万の性格が上がったテンションを次から次へと引きずりおろすわけで。

それは自業自得なわけなんだが。

思考する事をこよなく愛し、常に思考し続けているが、時々思考することによって、深く深く探っていく作業によって、視野を狭くしているのではないか、思考を広げる行為は確信へ向かいすぎるせいで視野を狭めているのではないか、と考える。

 

あ、来た。

眠い。

とても眠い。

だから寝ます。

 

それではみなはん、また明日。

眠れない夜も眠たい夜も今日の終わりにNIGAOE Portraitで会いましょう。

登録をどうぞお忘れなく。

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