やる気・元気・いわし

運転手のおじーたんは、やってくるといつもタワシを見て笑いながら「おつかれ〜」と言ってさっきまでの外についてを教えてくれる。最近は「寒い!」が続いたのでこちらも毎日大袈裟に驚くのもあれだな、とほんの少し返事に迷いが出ていた。

だから会話は行って帰ってくる感じになっていた。

今日は「風が冷たい」と言いながら座ったが、「マジすか」しか返せずやはり一往復で静寂がおとずれた。

それから少しして風が、会社ごと吹っ飛ばすんじゃないかみたいな音を立て始めたのでビックリしておじーたんのところへ「さっきの冷たい風ってこのすごいやつっすか!」と言いに行った。

すると振り向いておじーたんは「そうだよ、車が揺れたんだから!」と嬉しそうに話し始めた。

なんかゴメンと思い、人に興味を持って話しかけられるっていつでも誰でも元気が出るんだ、と思った。

話はだいぶ飛躍するが、家族だから、長い付き合いの恋人だから、毎日同じ部屋で働いてるんだからわざわざはいいだろ、と「ちょっとした面倒」を優先しているといつのまにかそのことが普通になっちゃって、普通になっちゃったらもう自分では気づけなくなっちゃって、だから言われても理解できなくなるのだ。

「相手が突然」とかっておそらく、小さな面倒を正当化しちゃったからなのだ、自分が。

気をつけよっと。

大切な人は大切にし続けなきゃね。

ずっと仲良くしてたいもんね。

 

あれ。

まだ火曜か。

まぁ仕方ないか。

 

それではみなはん、また明日。

眠れない夜も眠たい夜も今日の終わりにNIGAOE Portraitで会いましょう。

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