大福の夜

今日はさほど仕事が忙しくなかった。

夕方、ひと段落したのでパソコンでネットを立ち上げる。

会社のどこかで誰かが、誰が何を閲覧しているとか監視してるに決まってると思っているのでクリックはせずに見出しだけを読む。

ん?

なんだろか。

と目にとまったのが「素人がやけくそで立ち上げたふたり出版社・点滅社」の見出し。

と、若かりし頃にこういうのよく雑誌に載ってたな、みたいな夕方にぶっきらぼうに立つ人の写真。

これはもう、読みたい匂いだわ。

携帯電話で同じ記事を探し、ぽ氏にも転送する。

お互いに共有したいものは文字なしでもひとまず送っておくのだ。

価値観のズレへの免疫療法と言っておく。

早く仕事終われ、とそわそわする。

なるべく歩きスマホはしないように心がけているが今日は読みながら駅へ向かう。

「もう死のうかなぁ、と思った時に、せめてやりたいことやってから死ん方が良いんじゃないか」と始めた出版社だそう。

こういうストーリーを読むと、もう少し、やりたいことのようなものを続けたいと思えるのでとても嬉しい。

正直タワシは自分が何をやってるのか、とっくにわからなくなっている。

決断を先延ばしにしているだけの毎日となっている。

辞めるキッカケではなく続けるキッカケを探している。

つまりぐちゃぐちゃ。

しかしそんなことは誰しもなのだ。

強いか弱いか。

気にするかしないか。

見るか見ないか。

信じるか信じないか。

考えるか考えないか。

いろんな2択の末のいろんな結果なんだろうね。

うまくいかないことばかりで慢性ネガティビストだが、ネガティブになることなんて許して欲しい。

ネガティブだからといって「今」が不幸だとは言えない。

好きなことをできているんだからタワシは幸せだ。

ただ「幸せだから常にポジティブ」とはいかない。

向上していく過程でのつまづいた言葉は試行錯誤だから。

人のネガティブを憐れむな!と心の中心で叫んでいる。

誰にも聞こえない音量で。

 

さてさて今夜はいろいろやることがあってわくわくしている。

パソコンとにらめっこにらめっこ。

 

それではみなはん、また明日。

この場所で。

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