マティスを通して視えたこと(超個人の一意見である)

今日の日美はマティス。

うちにはマティスじーたんのポスターがある。

大きなお腹で壁に向かってなにやら大きな絵を描いている写真だ。

どこかへ行った時に一目惚れして買ったものだ。

時々携帯電話をいじりながらテレビを見ていたが、教会のシーンを見ていたらなんだか無性に腹が立った。

教会の大きな壁に描かれた神父様のような絵。

え、これ全然良くない。

マティスだからってみんな我慢して絶賛したんだろうよ、と世界のマティスに向かって暴言を吐いた。

そしてマティス展へ行くことにした。

全く詳しくないが彼は遅咲きの画家だという。

順々に絵を観ながら気づいてしまった事がある。

アートってやはり気味が悪い。

彼は遅咲きで、認められるまでの作品は世間的には駄作ということになる。

ダメだからつまらんから認めてもらえなかったのだから。

しかし、ある日ぽんと売れる。

その途端に売れる前に描いた何枚もの駄作のはずの作品が評価されたりするのだ。

認められてからの作品が大掛かりで展示されるのはそりゃそうだよな、と思う。

しかし売れる前の駄作をなぜ無理矢理見かたを変えて素晴らしいとか言っちゃうんだろうか。

気持ち悪い。

やはりアートはわからん。

 

それではみなはん、また明日。

この場所で。

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