気づけば何時間携帯電話とにらめっこをしていたんだろうか。
最後は自分の直感を信じるしかない。
えいやーっと明日の朝、電話をするしかない。
あとはもういい出会いを祈るしかない。
健康診断で、大きな病院で診てもらうように、と言われた。
紹介状を送るから、と。
え、去年は異常なかったのに…ビビりますけど…となってから早く紹介状が届かないかなぁ、とずっと待っていた。
そう、せっかちなので待てないのである。
手遅れになったらヤだし。
待てど暮らせどお手紙は届かない。
だんだんと届くのが怖くなってくる。
だんだん嫌なことは後回しにしたくなってくる。
それなのに、明日は週末だからウキウキしたいって日に限ってお手紙はやってくるのだ。
しかし振り返ってみると、今回は健診を一度延期していて、もしも延期しなかったなら診ていただく先生も違っていたかもしれなくて、そしたら異変を察知してくれたかもわからなくて、そういう想像をしたら今起きてる全てはきちんと最善の道を行っているんだ、と思えてきて不安を飲み込むことができたりして。
未来の望みと過去の結果は、事実という意味においては一緒だが、やはり全然違うよな。
「望む」タイミングでは、叶うことだけが正しいと、それしか考えられないけれど、過去の結果を振り返れば、あの時思い通りに行かなかったのは良かったのかもしれない、とか思うこともある。
生まれてくる時、どんだけタワシは人生を緻密に設定してきたんだろう、とか思ったり。
過去には戻れないし、未来はまだ来てない。
今を生きるしかできないんだねぇ。
さぁて。
甘酒飲んでグースカ寝るか。
それではみなはん、また明日。
この場所で。