サイゼリヤに行けば必ずチャレンジをしているが、なかなかどうして全部を見つけるのは至難の業である。
他でも時々不意に現れる間違い探しだが、現れてくれるとワクワクしちゃうくらいに好きだ。
しかしフラストレーションがたまらないわけでもない。
まず、違いが気になって料理を落ち着いて食べられない。
ついでに紙がべとついていると気持ち悪い。
次に、ランデブーした相手はたいてい大して興味を持っていない。
ので暇を持て余させることが申し訳ねぇ。
しかし興味がある相手だと、相手よりひとつでも多く間違いを見つけてやりたい。
もし数で負けたとしても、よりムズイやつを見つけておけばなんとかイーブンに持ち込める。などなどカウントすれば楽しいんだか楽しいわけでもないんだかわからなくなるこのゲームである。
そこで、だ。
タワシは発明してしまった。
新しい間違い探しを。
これはとても画期的かつ通常版よりさらにさらにインテリジェンスに富んだものだと自負する。
まず、間違い探しの絵は1枚という画期。
そう、ふたつを見比べなんかしないのである。
そして次。
たった1枚の絵から各々が「これは間違いだろう」と思う箇所を指し示し、なぜ間違いなのかを対戦相手に説き、納得させる。
そういう間違い探しゲームである。
明らかに間違っているものとして、例えばマスクをしたまま料理を口へ運んでいる絵とか。
そういうものは見つけて指摘すれば良いので簡単である。
しかしだんだんと間違いはなくなる。
ここからがこの勝負のインテリジェンスなところで、どういう手口で相手に「参りました」を言わせるか、なのである。
無理矢理間違いを想像し、ユーモアを交えながら説き伏せる。
大変だ。
でも楽しいでしょうよ。
そんなわけで明日は半休を取った。
ワクワクしちゃって眠れない。
ロングバケーションが始まる。
気持ちが先走って明日の朝、通勤し忘れそうで困っているが、それではみなはん、また明日。
この場所で。