合理的

10円でも安く買いたくてブックオフを梯子した、しかも歩いて。

と、昔、ある人間に言ったら冷笑され、ほんの少し安く買うためにかけた時間のほうが勿体ないみたいなことを言われたな。

なんならタワシ的にはそれはひとつの冒険で、ご自慢だったんだけど。

言われて自分はケチなのか、と、とても恥ずかしくなった。

その人物とはすでに疎遠になっている。

価値観はそれぞれだが、タワシが欲しかった本を時間をかけて少しでも安いところで買ったことで、その人間には一切迷惑をかけていないので冷笑される筋合いなどなかったんだけれど。

冷笑とか論破には強くて嫌〜なパワーがある。

人を混乱させ、萎縮させ、羞恥心を植えつける。

本人にはそんなつもりはなかったんだろうし、たとえこの文章を読んだとしてもまさか自分が言ったなどとは思いもしないだろうと思う。

そういうものだ。

合理的を強いられることがとてつもなく苦痛なのはなぜだろう。

まぁ、強迫性障害は大きな原因のひとつだと思う。

何かを考える時にこれはいつでもタワシについてまわる。

もはやこれを才能に転換したほうが幸せになれるような気すらしている。

考えれば考えるほど、会社という、他人のルールの中で自分の能力を生かすことはできないと思い始めている。

あとは何をどうやるか。

その事を考えなければならない。

ムズイ。

 

それではみなはん、また明日。

この場所で。

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